「インデックス投資は勝者のゲーム」を読んで人生が変わった話-50代から始める新NISA投資

新NISA投資
インデックス投資は勝者のゲーム

「インデックス投資は勝者のゲーム」でどう変わったか?

皆さん、こんにちは!50代おじさんの「たつみくん」です。

今日は、私の投資に対する考えを根底から変えてくれた一冊「インデックス投資は勝者のゲーム」について、そして新NISA を活用した実際の投資体験をお話ししたいと思います。この本を読んで、本当に目から鱗が落ちる思いでした。

投資は「敗者のゲーム」から「勝者のゲーム」へ

この本の最も印象的な主張は、投資は「敗者のゲーム」(作者:チャールズ・エリス)から「勝者のゲーム」に変わったという点です。テニスの例えが秀逸で、プロは積極的にウィナーを狙う勝者のゲームをするが、アマチュアは相手のミスを待つ敗者のゲームをする。

投資も同様で、個人投資家は無理に個別株式運用やアクティブ運用でウィナーを狙うのではなく、市場全体に投資するインデックス投資でミスを避けることが重要だと説いています。50代の私には、この「堅実さ」がとても腑に落ちました。

特に心に響いた3つのポイント

1. 時間の魔法 – 50代でも遅くない

複利の力と長期投資の重要性を、具体的な数値で示してくれた点が印象的でした。20代から始める投資と40代から始める投資では、最終的な資産額に驚くほどの差が生まれる。「時間こそが投資家の最大の味方」という言葉が胸に刺さりました。

50代の私でも、平均寿命の81才までまだ25-30年の投資期間があります。新NISA の年間投資枠360万円をフル活用は出来ないけど、老後資金形成には十分間に合うと確信しました。

2. コストの恐ろしさ – 新NISA で低コスト投資を実現

年間2%の手数料が長期的にどれほど資産を蝕むかを知って、本当に震撼しました。手数料1%と0.1%の差が、30年後には数百万円の差になる。この「見えないコスト」への警鐘は、多くの投資家が気づいていない重要な視点だと思います。

新NISA では信託報酬0.1%以下の低コストインデックスファンドが選択できるため、まさに理想的な投資環境が整っていると感じています。

3. 感情との戦い – 50代だからこそ冷静に

市場の暴落時に売却してしまう「一般投資家の罠」について詳しく解説されている点も勉強になりました。理屈では分かっていても、実際に資産が半分になったら冷静でいられるか…この心理的側面への言及が非常にリアルでした。

50代という年齢だからこそ、若い頃のような感情的な判断は避けたいものです。また、余裕資金で運用することで、心に余裕を持ち、「一般投資家の罠」に引っかからないと信じたいです。

個人的な感想 – 投資観の180度転換

正直、最初は「インデックス投資なんて退屈で面白くない」と思っていました。しかし、この本を読んで考えが180度変わりました。投資で重要なのは「面白さ」ではなく「確実性」なんですね。

特に印象的だったのは、ウォーレン・バフェットでさえ、妻に残す遺産の90%はインデックス投資で運用することを勧めているという事実です。投資の神様が認める手法なら、素人の私が下手に個別株式運用やアクティブ運用をする必要はないと納得しました。

また、「市場をベンチマークとして考える」という発想も新鮮でした。市場平均を上回ることを目標にするのではなく、市場平均こそが十分に素晴らしいリターンだという考え方。これは投資に対するストレスを大幅に軽減してくれる視点だと思います。

実践への決意 – 新NISA でS&P500への投資をスタート

この本を読んで、すぐに証券口座を開設し、新NISA の積立投資枠を活用してeMAXIS Slim米国株式(S&P500)での積立投資(月10万円)を始めました。「完璧なタイミングを待つより、今すぐ始めることが重要」という教えを実践しています。

月30万円の積立投資で、年間360万円の非課税枠をフル活用することも考えましたが、ITバブル崩壊やリーマン・ショック等と同じくらいの大暴落が怖くて、月10万円、年間120万円、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資することに決めました。25-30年間、相当な資産形成が期待できます。

投資は特別な才能や知識が必要な分野だと思っていましたが、実は普通の人こそが勝てる数少ない分野なのかもしれません。この本は、投資に対する固定概念を根底から覆してくれる、まさに投資家のバイブルだと思います。

20年後、30年後の自分に感謝されるような投資を続けていきたいと、心から思わせてくれる一冊でした。

まとめ – 50代からの新NISA 投資のススメ

新NISA という素晴らしい制度が始まった今、50代からでも遅くありません。20-30年間という時間とインデックス投資の力を借りて、堅実な資産形成を目指していきましょう。ただし、若い人にはiDeCoがおすすめです。

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