『Just Keep Buying』で学んだ50代の投資術

新NISA投資
JUST KEEP BUYING

良くても悪くても買い続けることの大切さ

皆さん、こんにちは!50代おじさんの「たつみくん」です。

最近話題の投資本『Just Keep Buying(ジャスト・キープ・バイイング)~自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』を読了しました。著者のニック・マジューリ氏の考え方に深く感銘を受けたので、今日はその感想と学んだポイントをシェアさせていただきます。

シンプルな投資哲学に感動

この本で最も印象的だったのは、「買い続ける」というシンプルな投資哲学です。50代の私にとって、複雑な投資戦略はもはや負担でしかありません。マジューリ氏が提唱するドルコスト平均法は、まさに私たち中高年投資家にとって理想的な手法だと感じました。

市場のタイミングを計って売買するより、定期的に積み立て続ける方が結果的に資産が増えやすいという考え方は、データに基づいた説得力のある内容でした。実際、私も過去に「今は高いから待とう」と考えて機会を逃した経験があるだけに、この教えは身に沁みます。

預金と投資のバランス術

特に参考になったのは、預金と投資の役割分担についての解説です。著者は預金を生活の安心を支える土台として位置づけ、その上で余裕資金を投資に回すべきだと説いています。

50代の私たちは老後資金への不安も抱えているため、この「安心の土台」という考え方は非常に腑に落ちました。すべてを投資に回すのではなく、適切なバランスを保つことの重要性を再認識できました。

収入アップの重要性を再確認

本書では節約よりも収入増加に焦点を当てる考え方も紹介されています。細かい節約に時間を費やすより、スキル習得や副業で収入を増やし、その分を投資に回す方が効率的だという主張です。

50代でも新しいスキルを身につけることは可能です。私自身、最近ウェブライティングを学び始めており、この副収入を投資資金に充てたいと思っています。年齢を理由に諦めるのではなく、積極的に収入源を増やす姿勢の大切さを教えてもらいました。

米国株インデックス投資の魅力

投資対象については、基本的に米国株インデックス(特にS&P500)への長期投資が推奨されています。分散投資の重要性と、債券や不動産などの他の資産クラスについても触れられており、ポートフォリオ構築の参考になりました。

特に印象的だったのは、大幅な暴落を「買い増しチャンス」として活用すべきという視点です。これまで暴落を恐れていた私にとって、発想の転換となる考え方でした。

21のルールで実践力アップ

本書で紹介されている「21のルール」は実践的で非常に有用です。収入が増えた時には投資額も増やす、贅沢した分は同額を投資に回すなど、具体的な行動指針が示されています。

特に「リタイアまでに年間支出の25倍の資産を準備する」というルールは、50代の私にとって明確な目標設定となりました。残り10数年でどこまで到達できるか、少し心配です。

時間の価値を再認識

お金以上に「時間」が重要だという著者の主張は、50代の私には特に響きました。投資を早く始めることで時間という資産的価値を最大化できるという考え方は、まさに今からでも遅くないという勇気を与えてくれます。

また、投資ばかりに目を奪われず、経験にお金を使うことの大切さも説かれています。旅行や教育への投資も幸福度を高める重要な要素だという、バランスの取れた考え方にも共感しました。

50代からでも遅くない

『Just Keep Buying』は、投資初心者から経験者まで幅広く学べる一冊です。特に私のような50代の投資家にとって、シンプルで継続可能な戦略を提示してくれる貴重な指南書だと感じています。

「買い続ける」というシンプルな哲学を軸に、データに基づいた実践的なアドバイスが満載のこの本は、まさに現代の投資バイブルと言えるでしょう。50代からでも決して遅くはありません。一緒に「Just Keep Buying」の精神で資産形成を続けていきましょう。

皆さんもぜひ手に取って読んでみてください。きっと投資に対する考え方が変わるはずです。

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