皆さん、こんにちは!50代おじさんの「たつみくん」です。
今回は航空ファンにとって非常に重要なニュースをお届けします。日本航空(JAL)のボーイング777-300ER型機「機体番号:JA735J」がついに退役することが発表されました。私は実はANA派なんですが、こういう歴史的瞬間には関係ないですね(笑)。この名機のラストフライトについて、詳しくお話ししたいと思います。
JA735Jのラストフライト詳細
JALは、この愛すべき機体が2025年9月8日から9日にかけてのフライトをもって退役すると発表しました。ラストフライトは羽田〜サンフランシスコ線の往復となります。
運航スケジュール詳細
■ 9月8日 JL002便
東京(羽田) 16:25発 → サンフランシスコ 10:05着
■ 9月9日 JL001便(ラストフライト)
サンフランシスコ 12:25発 → 東京(羽田) 15:05着
羽田空港からの最後の出発が8日の16時25分、そして翌日の15時05分に羽田に戻ってくる便が、まさにJA735Jの最後の雄姿となるのです。
20年間の輝かしい活躍歴
このJA735Jは、2004年10月15日にボーイングから受領され、実に20年間という長期にわたり、ニューヨーク線やロンドン線など長距離国際線で活躍してきました。同年10月16日には羽田発パリ行きのJL405便で初運航を果たした、まさにJALの国際線を支えてきた名機です。
JA735J 客室構成
- ファーストクラス「JAL SUITE」:1-2-1配列 8席
- ビジネスクラス「JAL SKY SUITE」:2-3-2配列 49席
- プレミアムエコノミークラス「JAL SKY PREMIUM」:2-3-2配列 40席
- エコノミークラス「JAL SKY WIDER」:3-3-3配列 147席
- 総座席数:244席
777-300ER段階的退役の背景
JALの777-300ER退役は段階的に進んでおり、JA735Jは3機目の退役機となります。これまでに2024年8月の「JA734J」、2025年5月の「JA731J」が運航を終了しています。
この退役の背景には、新たな国際線の旗艦機となるエアバスA350-1000型機の導入があります。JALは長距離国際線向けに13機の777-300ERを保有していましたが、時代の流れとともに新世代機への移行を進めているのです。
ファイナル見学ツアー開催!
そして私が特に楽しみにしているのが、10月開催予定の「JA735J ファイナル見学ツアー in 羽田空港」です!10月4日・10日・11日の3日間、羽田空港で見学ツアーが実施されます。
残念ながら応募申し込みは既に終了していますが、私は幸運にも10月10日のツアーに参加する予定です。この貴重な機会に、20年間空を飛び続けてきたJA735Jとお別れができることを、心から嬉しく思っています。
航空ファンとしての思い
ラストフライト後、JA735Jは数か月かけて退役整備を実施することになります。長年にわたって多くの乗客を安全に運んできたこの機体が、ついにその役目を終えることになるのは、ANA派の私でも寂しい気持ちになります。
しかし、新しい時代へ向けて進歩を続けるJALの姿勢も素晴らしいものだと思います。A350-1000という次世代機によって、さらに快適で環境に配慮した空の旅が提供されることでしょう。
9月8日、9月9日のラストフライトを見送る際には、きっと多くの航空ファンが羽田空港に集まることでしょう。私は残念ながら、この歴史的瞬間を見届けることが出来ません。
20年間、本当にお疲れさまでした、JA735J。そして、10月の見学ツアーでは、間近でこの名機を見学できることを今から楽しみにしています!