皆さん、こんにちは!50代おじさんの「たつみくん」です。
前編では、JALのボーイング777-300ER型機(JA735J)ファイナル見学ツアーの概要についてお話ししました。後編では、このツアーで最も楽しみにしている特別な体験プログラムについて詳しくご紹介します。
夢のコックピット体験への期待
このツアーのハイライトといえば、やはりコックピットでの記念撮影でしょう。約20年間、数々のパイロットが座り続けた操縦席に実際に座れるなんて、まさに夢のような体験になりそうです。
数えきれないスイッチや計器類に囲まれた本物のコックピットは、きっと宇宙船のような神秘的な空間なのでしょう。この席から見る景色を想像しながら、パイロットたちが感じてきた責任の重さや飛行の喜びを、ほんの少しでも共有できたらと思います。
退役を控えたJA735Jの操縦席は、数々のフライトを終え、その役目を果たし終えた安堵感と、少しの寂しさを感じさせるかもしれません。しかし、その椅子に座り、眼前に広がる計器パネルを眺めるだけで、パイロットたちが感じてきたであろう高揚感を、ほんの一瞬ですが共有できるような気がします。
パイロットによる計器類の解説も非常に楽しみで、普段知ることのできない航空機の世界の奥深さを教えてもらえるはずです。ここで撮る写真は、単なる記念写真を超えて、JA735Jへの敬意と航空への情熱を表現した特別な一枚になることでしょう。
感謝を込めた機体洗浄体験への期待
もう一つ楽しみにしているのが、参加者全員で行う機体洗浄体験です。これは単なる清掃作業ではなく、長年の労をねぎらい「お疲れさま」の気持ちを込めた感謝の儀式のような意味合いがあります。
約20年もの間、JALの安全な運航を支え続けてきたJA735J。その長い歴史の中で、雨風にさらされ、太陽の光を浴び続け、そして多くの乗客を乗せて飛び回ってきた機体は、まさにJALの象徴とも言える存在です。
ホースやスポンジを手に、JA735Jの翼や胴体を実際に磨く体験は、機体の大きさを肌で感じる貴重な機会になるでしょう。普段、整備士の皆さまがどれだけの苦労をして機体を美しく保っているかも実感できそうです。
洗浄作業を通じて、JA735Jとの最後の対話のような温かい時間を過ごせることを期待しています。参加者全員でピカピカに磨き上げる機体の美しさは、まさに第二の人生への旅立ちにふさわしい輝きとなることでしょう。
この体験を通じて、JA735Jに対する深い愛着と敬意を抱き、その退役を心から祝福できることを楽しみにしています。機体がピカピカに磨かれていく様子を見ながら、JAL社員と参加者全員が一体となって、JA735Jの輝かしい歴史を称え、未来への旅立ちを応援する感動的なフィナーレを共有できそうです。
この機体洗浄体験は、ツアーの企画者であるJALのパイロットや整備士、客室乗務員と私たちの「最後の共同作業」という想いが込められた、非常に特別なプログラムです。機体を洗いながら、これまでのフライトの記憶や、機体にまつわる思い出が脳裏に蘇るかもしれません。
それは、まるでJA735Jとの最後の対話のような、心温まる時間となることでしょう。洗浄体験は、JA735Jが第二の人生を歩む前に、参加者全員で「美しく送り出したい」という想いを形にするだと思います。
まとめ:航空への愛を深める特別な一日
JALのボーイング777-300ERファイナル見学ツアーは、単なる機体見学を超えた感動的な体験になりそうです。機体への感謝、現場で働く人々の情熱、そして参加者全員で共有する温かい気持ちが心に深く残る一日になることを期待しています。
ANA派の私でも、航空機への愛情に会社の垣根はありません。約20年間、安全運航を支え続けたJA735Jの歴史と功績に心から敬意を表し、新たな人生への門出を祝福したいと思います。
一人参加で少し寂しい気持ちもありますが、同じ想いを持つ航空ファンの方々との出会いも楽しみの一つです。きっと素晴らしい一日になることでしょう。
航空ファンの皆さん、このような特別なイベントがあれば、是非参加されることをおすすめします。きっと航空への愛がさらに深まることでしょう。