名人戦が青森で行われるのは、なんと47年ぶりだそうです。たつみくん、そんな歴史的な対局を今日もリアルタイムで追っかけていました。名人戦第二局は土日開催なので、AbemaTVで観戦しました^_^
第1局は藤井聡太名人が136手で先勝。第2局は青森市の「ホテル青森」を舞台に、4月25日・26日の2日間で行われます。東北の春、まだ少し肌寒いはずの地で、将棋界の頂点を争う二人がまた向き合いました。
昇段の勢いを引き下げて
今回の挑戦者、糸谷哲郎九段(37)について、あらためて触れておきたいことが。4月16日の竜王戦3組ランキング戦で勝利し、「八段昇段後公式戦250勝」の規定を満たして九段に昇段されたばかりなんです。
つまり第2局の糸谷さんは、昇段直後の糸谷九段として対局に臨んでいるわけです。段位が一つ上がるというのは、棋士にとって単なる称号変更ではないはず。長年積み重ねてきた勝利の証が、ようやく形になった瞬間ですよね。その勢いのまま名人に挑む、というのはドラマとしてできすぎているくらい格好いい。
序盤から長考の嵐──37手という数字
午前9時、先手・藤井名人の初手で対局がスタート。戦型は居飛車模様。序盤から両者ともに深く深く考える展開が続きました。
1日目封じ手手数:37手
1日目としては極めて短手数。その短さが、逆にこの対局の「深さ」を示しています。
午後6時3分、藤井名人が立会人の行方尚史九段に封じる意思を伝えて1日目終了。37手というのは、正直「えっ、そんなに進まなかったの?」という印象です。でもこれはのんびりやっていたわけじゃない。むしろ逆で、一手一手の重みが半端じゃないということ。定跡を離れた未知の局面で、両者が全力で読みを入れているからこそ時間が溶けていく。
藤井名人は別室で封じ手を記入・封入し、対局室へ戻って行方九段に手渡し。糸谷九段も封筒に署名して、静かに1日目が幕を閉じました。この37手目が、明日の展開を大きく左右するはずです。
青森の味覚が対局を彩る
名人戦といえば「勝負メシ」も楽しみのひとつ。今局は青森グルメが並びました。
【昼食】
・藤井名人:陸奥湾帆立カレー(ホテルJALシティ青森 ラ・セーラ)
・糸谷九段:本ずわい蟹と海老の天丼セット(あぶり天丼 天じゅん)
【午後おやつ】
・藤井名人:ホテル青森クラシックチーズケーキ+飲むりんごジュレ
・糸谷九段:小栗山モンブランエクレール+飲むりんごジュレ
おやつの「飲むりんごジュレ」、二人ともチョイスしてるのが微笑ましい。青森に来たらりんごでしょ、という共通認識があったんでしょうか。お昼は藤井名人の帆立カレーも気になりますが、個人的には糸谷九段の天丼セットがちょっと羨ましい。ずわい蟹の天丼なんて、どんな美味しさなんだ……。
明日が楽しみすぎる
4月26日、午前9時から封じ手が開封されて2日目が始まります。手数はまだ37手、ゲームは序盤から中盤にかかるところ。ここから糸谷九段の「力戦派」らしい独特の構想が爆発するのか、それとも藤井名人が封じ手から一気に主導権を引き寄せるのか。
47年ぶりの青森対局。歴史ある地で、歴史に刻まれる一手が生まれる予感がします。明日もお休みなので、お弁当の作り置きを作りなが観戦することにします。
